火傷の跡を残さないためにも

火傷をした際に気になるのが、跡が残ってしまわないかということです。しかし、この火傷の跡というのは、適切な処置を行なえば残らないものがほとんどです。そのため、きちんとした処置の方法を知っておくことが重要となります。治療をする際には、自分の火傷の深さを知っておくことが大切ですが、例えば患部にヒリヒリとした痛みがあり赤くなっている場合には、表皮のみの損傷となり、やけどと似たような症状となります。

この場合には、冷やしたり保湿することで治療が出来ます。次に、患部の痛みが強く、赤くなり、水ぶくれが出来た場合は真皮上層の損傷となります。この場合には、水で冷やしたり、保湿をする以外にも薬などを塗ることで跡はほとんど残りません。次に、赤く腫れたあとに水ぶくれが出来て、痛みがさほど無い場合には真皮深層の損傷となります。

痛みがあまり無いので放っておきがちですが、実は跡が残りやすいのがこの場合です。痛みが無くても水ぶくれの下の皮膚が白くなっている場合には、きちんとした処置を施した方が良いとされます。病院などで診てもらい、治療をしてもらうのがベストでしょう。最後は、皮膚全層の損傷ですが、これは大規模な事故や事件などによって火傷となります。

日常生活を送っている内ではほとんど起こりませんが、この場合に生じた火傷は、跡が残る場合がほとんどなので、形成外科や美容皮膚科などで治療してもらうことで消したり、薄くしたりすることが可能です。

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