職域検診というがん検診

職域検診というがん検診の受け方があります。これは職場で実施している健康診断と併用してがん検診を行うものであり、知らず知らずのうちにがん検診を受けていたという人もいるでしょう。職場によって変わりますが、30歳を過ぎてから潜血便の検査や胃のバリウム検査を受けた経験がある人もいます。潜血便検査は大腸がんの健診であり、胃のバリウムは紛れもなく胃がんの検診になります。

また胸部レントゲンは、肺がんの検診の検査になります。実はこのように知らず知らずのうちに検診を受けている人もいるのです。がん検診は主に40代に入ってから受けた方が良いとされる検診になっていますが、最近は食生活が欧米化した影響で今までとは違い若い世代にもがんを罹患する人が多くなっているのも特徴です。若い世代に設けるべき検診にもなりますが、多くの検診は公的機関が実施していることから検査費用との兼ね合いでなかなか難しい問題であるのも現状です。

職場で健康診断と併用に受けることも大切ですが、もっと自分の体に関心を持ちたいのであれば、人間ドックを受けるという選択もあります。人間ドックは基本、自己負担となりがん検診とは比較できないほどの料金を請求されることになりますが、精度が高い健診を受けることが可能です。ただ一つ注意してほしいのは、どんな健診であっても完璧にがんを見つけることができるというわけではない点です。どんなに効果があると言っても万能ではありませんので、定期的に受けることが重要です。

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