がん検診で早期発見した話

子どもがなかなか授からず、信頼している産婦人科医に月に一度、診てもらっていました。私にはたくさんの子宮筋腫があるらしく、その場所もなかなか妊娠できない理由の一つだといわれていました。ばりばり仕事をしていて休む暇もなかなかとれず、身体も最近しんどいな、と思っていました。夫は万が一妊娠できなくても夫婦二人で仲良く暮らせればそれでよいともいっていました。

そんな時、市のがん検診のお知らせが来たので年齢も年齢だと思い受けてみました、私が受けたがん検診は子宮頚がんについてです。結果は1カ月以内にきました。通常、もっとかかるので妙に早いな、とは思いました。何と要検査になっていたのです。

その時は頭が真白になりました。田舎にいる両親のことまで頭に浮かびました。慌てていつもお世話になっている産婦人科にかけこみました。詳細な検査をへて、やはり私は子宮頸がんであることがわかりました。

ただ、とても早期の発見ということできちんと治療さえすればまず完治するでしょうと言われたのです。がんと聞くだけでパニックになりましたが、それも早期の発見で治るのだときき、少し胸をなでおろしました。治療も身体に負担の少ない方法で行って頂き、入院もせずに日帰りで手術してもらうことができました。とにかくいえるのは、定期的にがん検診をうけることの大切さです。

私の命は私だけのものではないのだと痛感しましたし、幸せライフを送るには健康あってのことなのだと知りました。

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